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五十嵐潤 All rights reserved.
【第2弾】
この曲は先にも話しましたが、デビュー曲のA面、すなわちこの曲からのスタートだった筈の楽曲です。前回はカラオケ(編曲)が出来、それを送ってもらい、レッスンだったが、その当時の師匠も力の入れ様が違って、カラオケのレコーディングから、立ち会うと云う意気込みだ。当日になり自分自身は歌わなくて良いと解っているので、リラックスして、果たしてこの曲はどんな楽曲になるんだろうと楽しみにしていた。最初にクラウンのスタジオには『リズム隊』いわゆる基礎になるドラム、ベース、ギター、ピアノ等々が録音されて行く。あまりピンと来ない。そして
ストリングス等(バイオリン、 ティンパニーetc)も続いて録音・・・
ここまで来ると段々音が、ぶ厚くなってくる・・・。もちろんその楽器独特の音質を調整しながらである。最後に管楽器(トランペット、サックス、トロンボーン等)の録音・・・。正直『格好いいぃぃー
、一体、誰の歌?』と『とり肌、さぶイボ』が立った(^O^)。今は昔と違い、全て生の楽器を使っての録音でした。さあ!その2chに落とした、カラオケのテープを貰い一週間後に歌入れだ。前日までは、この歌い方でバッチシー!と望んだが、作家とは別にディレクター、プロデーサーは『もっと軽快に!もっと8ビートに載って!もっと低音部分を大切に・・・』四苦八苦したが、時間もそんなに掛からず、両面のレコーディングが終了した。その時にプロデューサーが云った。『良い歌手と云うのは、こちらの注文通りに、直ぐに切り替えて、歌ってくれる歌手の事を云うんですよ。今日は良かったよ!お疲れさま』フゥー・・・その以前から、レコーディングの場には、慣れていたからよかったです。音声多重(片側から声が、片側から、オケが)の仕事も毎月5曲から8曲の仕事も、こなしていましたから(約800曲位)この曲からである。関西発だがテレビ、ラジオの仕事が増えたのは・・・今では
僕がお初で、のちに5人程歌ってくれている・・・ ☆男の華 / 雪州港唄☆